場所 | 埼玉県秩父市 |
カテゴリー | 日本二百名山、花の百名山、埼玉百名山、日本百低山 |
標高 | 1,304m |
距離 | 11.52km |
予定時間 | 5時間30分 |
実際の時間 | 5時間36分(休憩)1時間48分 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
行った時期 | 10月 |
登山口へのアクセス | 西武池袋線横瀬駅。池袋から約2時間。横瀬駅から登山口は徒歩で行くとかなり遠いです。タクシー予約が便利です。横瀬駅から2,530円でした。予約しないとタクシーはいません。西武秩父駅なら予約なしで乗れるかもしれません。 予約は秩父丸通タクシーにお願いしました。 |
武甲山の場所
登山を初めてから初の1,000m超えの山です。しかも日本二百名山。日本二百名山は田中陽希の「グレートトラバース2」で初めて知りました。武甲山は遠い昔、日本武尊が自らの兜をこの山の岩室に奉納した伝説から「武甲山」と名付けられたそうです。
武甲山は今も石灰岩採掘のために日々削られて形を変えている山です。武甲山の山容を目の当たりにすると少し複雑な気分になります。

山レコの記録
山レコの記録だと11.52kmも歩いたようです。計画だと9.5km程度でコースも間違えてないはずなのですが、どこで2kmも増えたのか分かりません。。。
横瀬駅からのスタート
西武池袋線横瀬駅が登山のスタート地点です。でも、この駅から登山口の一の鳥居までは約6kmあります。歩くと2時間近くかかりますのでタクシーを予約しました。駅を出ると2台ほどのタクシーが。運転手に名前を告げて登山口まで一気に移動です。予約しないとタクシーはいないと思います。

タクシーだと約20分ほどで一の鳥居に到着。途中、三菱マテリアル社の巨大な工場のそばを通ります。

しばらく川沿いの登山道を登って行きます。序盤から斜度は高く急登が続きます。

暫く上ると大きな滝が出てきます。「不動滝」というそうです。滝のそばにペットボトルがいっぱい置いてあり、頂上にあるトイレまで運んで欲しいと書いてあります。

武甲山は山頂に御嶽神社があり、登山道自体が参道になってるようです。ここからが神社の参道入口です。

参道兼登山道を登りきると、神社の本殿が現れます。頂上は神社の裏側にあります。

武甲山の山頂は狭いです。柵の向こうは無残に削り取られて無くなった山壁です。でもそのおかげで秩父方面の展望は素晴らしですが。。。


これが不動滝に書いてあったトイレです。ペットボトルに汲んできた水はこのトイレのタンクに入れてあげましょう。皆さんの小さな協力の積み重ねで登山も快適になるんですね。

武甲山山頂は狭いので、皆さん御嶽神社の前の広場で休憩されています。展望がないのは少々残念です。

帰りは一の鳥居方面ではなく、秩父鉄道の浦山口駅方面へ下山します。

ちょっと危険な橋なんかもありますが、途中から沢沿いの気持ち良い道になります。


最後の林道は距離もあってかなり疲れましたが、下山したところに茶屋があり、冷たい缶ビールも飲めました。缶ビール買っただけですが、店のおばさんが美味しい漬物をサービスしてくれました。ネットで調べると「土津園」と書いて「はにつえん」と読むそうです。暑い日の登山の後のビールは格別でした。

茶屋の隣には「JURIN’s GEO」というおしゃれなカフェがありましたが、写真は無しです。更にその奥には鍾乳洞の入口が。「橋立鍾乳洞」というそうです。時間もあったので入ってみました。大人200円です。中は撮影禁止なのでこちらも写真無しです。思った以上にスリリングで面白かったです。鍾乳洞の上の巨岩の写真だけ撮りました。


浦山口駅の周りには店も何もありません。下山後に休憩するなら「土津園」か「JURIN’s GEO」に寄ってください。

登った感想
登り始めからそこそこの急登が続くので、結構体力が必要ですが、道自体はそんなに危険なところはないので、体力さえあればそんなに難しくはないと思います。平日は石灰岩採掘のための発破の爆発音が聞こえて来るようです。このまま採掘し続けて山がなくなったりしないんでしょうか?文明の発展のためとはいえ、色々考えさせられる山です。帰りに寄った橋立鍾乳洞はテレビ朝日の「帰れマンデー」でタカトシが飲食店を探して立ち寄ってました。入った店は「JURIN’s GEO」の方でしたが。体力があれば大持山、子持山をぐるっと回る周回コースもあるんですが、まだそこまでの体力はなさそうです。横瀬駅から一の鳥居までの距離が遠いのが一番の難点でしょうか。